9:00-12:00
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休診日:木曜・日曜・祝日

▲‥8:30-13:00
※初診受付は、検査等の時間も考慮して、診療時間の30分前までにお願いします
※当院はエレベーターを完備しており、車いすでのご来院が可能です。なお、エレベーターの構造上、ストレッチャーはご利用いただけませんので、あらかじめご了承ください

女性泌尿器科・小児泌尿器科

女性泌尿器科・小児泌尿器科

女性泌尿器科について

女性の泌尿器科疾患は、出産や加齢による骨盤底筋の緩みが原因となることが多く、日常生活に影響を及ぼします。

女性泌尿器科で扱う主な症状

  • 尿もれ(腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁)
  • 頻尿(昼間・夜間)
  • 残尿感
  • 排尿時の痛み
  • 膀胱炎を繰り返す
  • 骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤など)

当院では、女性特有の身体の変化を理解した上で、丁寧な問診と検査を行います。
恥ずかしさから受診をためらう方も多いですが、適切な治療により症状は改善できます。
患者様一人ひとりに合った治療プランをご提案いたします。

こんな症状はありませんか?

日常生活の中で、こんなお悩みを抱えていませんか?
一つでも当てはまる方は、お気軽にご相談ください。

女性によくある泌尿器症状

  • くしゃみや咳をした時に尿がもれる
  • トイレが近く、外出が不安になる
  • 急にトイレに行きたくなり、我慢できない
  • 夜中に何度もトイレで目が覚める
  • 排尿後もすっきりせず、残尿感がある
  • 排尿時に痛みや違和感がある
  • 膀胱炎を年に何度も繰り返す
  • 下着に尿のシミがつくことがある
  • 何か下に降りてくる感じがする

これらの症状は、我慢していても自然に治ることは少なく、放置すると悪化する可能性があります。
「年齢のせいだから」と諦めず、まずは専門医にご相談ください。
適切な診断と治療で、多くの方が症状の改善を実感されています。

主な女性の泌尿器科疾患

過活動膀胱

急に強い尿意を感じ、我慢できない状態(尿意切迫感)が特徴の疾患です。

ひどい場合は、トイレまで我慢できずに漏らしてしまうことがあります。
日中8回以上トイレに行く頻尿や、夜間に2回以上トイレで目が覚める夜間頻尿を伴うことが多く、日常生活や仕事、外出に大きな支障をきたします。

膀胱の筋肉が過敏に反応することが原因で、加齢や神経系の問題、生活習慣などが関係しています。
40歳以上の女性では、約8人に1人が過活動膀胱であることが分かっています。

薬物療法が非常に有効で、膀胱の過剰な収縮を抑える薬を使用します。
また、水分摂取の調整や膀胱訓練などの生活習慣の改善と併せて治療を行うことで、症状のコントロールが可能です。
これらの治療で効果が不十分な場合は、ボトックス膀胱内注入療法を検討します。

腹圧性尿失禁

咳やくしゃみ、運動時、重い物を持ち上げた時などお腹に力が入った際に尿がもれる症状です。

妊娠・出産による骨盤底筋の緩みが主な原因で、出産経験のある女性の多くが経験します。
加齢によっても骨盤底筋は弱くなるため、更年期以降に症状が現れることもあります。

骨盤底筋トレーニングによる運動療法、ダイエットや薬物療法で改善が期待できます。
症状が重い場合は、手術療法も選択肢となります。
適切な治療により、多くの方が症状の改善を実感されています。

夜間頻尿

夜間に2回以上トイレで目が覚める状態で、睡眠の質を著しく低下させ、日中の疲労感や集中力の低下を招きます。

原因は多岐にわたり、過活動膀胱や前立腺肥大症などの泌尿器疾患のほか、心不全や糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、不眠症などの全身疾患が関係していることもあります。
また、加齢により夜間の尿量が増えることも一因です。

当クリニックでは、問診や排尿日誌、尿検査、超音波検査、尿流動態検査を通じて原因を特定し、それぞれに応じた適切な治療を行います。
生活習慣の見直しや薬物療法により、多くの方が改善を実感されています。

膀胱炎

細菌感染による膀胱の炎症で、排尿時の痛みや灼熱感、頻尿、残尿感、尿の濁りなどの症状が現れます。

女性は尿道が短く肛門との距離も近いため、男性より発症しやすい疾患です。
特に性行為後や生理中、疲労時などに発症しやすくなります。

抗菌剤(抗生剤)による治療で改善しますが、再発を繰り返す場合は予防的な治療や生活指導が必要です。
水分を十分に摂取し、排尿を我慢しないこと、陰部を清潔に保つことが予防につながります。
また、適切な予防をしても繰り返す場合や治りづらい場合は、他の病気が隠れている可能性があるので、詳しく調べる必要があります。

症状が出たら早めに受診することが大切です。

腎盂腎炎

腎臓の腎盂という部分に細菌感染が起こる疾患で、尿管結石や膀胱炎から細菌が上行して発症することが多く見られます。

主な症状として、高熱(38度以上)、悪寒、背中や腰の痛み、吐き気、嘔吐などがあり、頻尿や排尿時痛を伴うこともあります。
急性腎盂腎炎は早急な治療が必要で、抗菌薬による治療を行います。

尿管結石が原因の場合は、尿管ステント留置や腎瘻造設といった処置が必要になります。
重症の場合は、敗血症性ショックを起こすことがあり、入院治療が必要になります。

慢性化すると腎機能低下につながる恐れがあるため、膀胱炎のような症状に発熱が伴う場合は、すぐに受診してください。

尿路結石

腎臓、尿管、膀胱などに結石ができる疾患です。

結石が尿路を移動する際に激しい痛み(疝痛発作)を引き起こすことがあり、血尿を伴うこともあります。
背中や脇腹、下腹部に突然の激痛が起こります。
痛みが強くなったり、弱くなったりする間歇痛が特徴です。

腎盂腎炎を起こすと高熱がでます。結石の大きさや位置により治療方法が異なり、小さな結石は自然排石を促す保存的治療を行います。
大きな結石や保存的治療で排石しない場合には内視鏡手術や体外衝撃波砕石術などの治療を行います。
水分摂取不足、食生活の偏り、生活習慣病などが原因となるため、予防には十分な水分補給とバランスの良い食事が大切です。

以前は男性に多い疾患でしたが、近年は女性にも多く見られます。

神経因性膀胱

神経因性膀胱とは、脳や脊髄、末梢神経の病気や障害によって、膀胱や排尿の働きがうまくいかなくなる状態です。

尿があまり溜まっていないのに強い尿意を感じることや、頻尿や尿失禁が起こることがあります。
一方で、尿が出にくい、排尿に時間がかかる、尿意を感じにくいといった症状が出ることもあります。

原因として、脳梗塞・脳出血、パーキンソン病、脊髄疾患、糖尿病、骨盤内手術後などが挙げられます。
診察では、問診や検尿、超音波検査、残尿量測定などを行い、必要に応じて専門的な検査が可能な医療機関をご紹介します。

治療は、症状の改善と腎機能の維持、尿路感染の予防を目的に行います。
膀胱訓練やお薬による治療を基本とし、排尿が難しい場合は自己導尿やカテーテル管理を行います。
症状により、専門医療機関での治療をご案内することもあります。

間質性膀胱炎

間質性膀胱炎とは、検査で明らかな感染や腫瘍がないにもかかわらず、膀胱の痛みや不快感、頻尿が続く病気です。

女性に多くみられます。膀胱に尿が溜まると痛みや強い尿意を感じ、排尿すると一時的に楽になるのが特徴です。
問診や検査を行い、他の病気を除外したうえで診断します。
症状に応じて生活指導やお薬による治療を行い、専門的な治療が必要な場合は適切な医療機関をご紹介します。

長引く膀胱の痛みや頻尿でお困りの方は、ご相談ください。

骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤など)

骨盤臓器脱とは、骨盤底の筋肉や靱帯が弱くなることで、膀胱や子宮などの臓器が下がってくる状態です。

膀胱が下がるものを膀胱瘤、子宮が下がるものを子宮脱と呼びます。
排尿しにくい、尿が残る感じ、頻尿や尿失禁などの排尿症状を伴うことがあります。
診察や超音波検査で評価を行い、症状に応じて生活指導や骨盤底筋体操、必要に応じて専門医療機関へのご紹介を行います。

排尿の違和感がある方は、お気軽にご相談ください。

小児泌尿器科について

お子様の泌尿器のトラブルは、成長過程において珍しいことではありません。
適切な時期に専門医の診察を受けることが大切です。

小児泌尿器科で扱う主な症状

  • おねしょ(夜尿症)
  • 昼間のおもらし
  • 頻尿
  • 排尿時の痛み
  • 尿路感染症
  • 包茎
  • 亀頭包皮炎
  • 停留精巣
  • 陰嚢水腫

当院では、お子様が安心して受診できるよう、優しく丁寧な対応を心がけております。
おねしょは5歳を過ぎても週に数回以上続く場合、治療の対象となります。
また、尿路感染症を繰り返す場合は、膀胱尿管逆流症などの基礎疾患が隠れていることもあります。

お子様の症状について気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。

こんな症状はありませんか?

お子様にこのような症状が見られたら、一度専門医にご相談ください。

小児によくある泌尿器症状チェックリスト

  • 5歳を過ぎても週に数回おねしょをする
  • 昼間でもおもらしをしてしまう
  • トイレの回数が多く、授業中も我慢できない
  • おしっこをする時に痛がる
  • 尿が濁っている、血が混じっている
  • 発熱を伴う尿路感染を繰り返す
  • 陰嚢が腫れている
  • 精巣(睾丸)が陰嚢内に触れない

これらの症状は、お子様自身が言葉でうまく伝えられないこともあります。
保護者の方が日頃からお子様の様子を観察し、気になる点があれば早めに受診することが大切です。
「もう少し様子を見よう」と思っているうちに、症状が進行してしまうこともあります。

お子様の将来の健康のためにも、お気軽にご相談ください。

主な小児の泌尿器科疾患

夜尿症(おねしょ)

5歳を過ぎても月に1回以上かつ3ヶ月以上おねしょが続く状態を夜尿症といいます。

膀胱の容量が小さい、夜間の尿量が多い、睡眠が深すぎて目が覚めないなど、複数の要因が関係しています。
5歳の15%に夜尿症が見られると言われています。多くのお子様が小学校入学前後に自然に治りますが、小学校高学年になっても続く場合は治療が必要です。

生活習慣の改善指導や、夜尿アラーム療法、薬物療法などを組み合わせて治療します。
ほとんどが成長とともに夜尿症は改善されていくので、焦らずにお子様の自尊心を守りながら、ご家族と一緒に治療を進めていきます。

尿路感染症

細菌が尿路に入り込んで炎症を起こす疾患で、発熱や排尿時痛、頻尿などの症状が現れます。

乳幼児では高熱だけが症状のこともあり、風邪と間違われやすいため注意が必要です。
尿路感染を繰り返す場合は、膀胱尿管逆流症や水腎症などの基礎疾患が隠れていることがあります。

抗菌剤(抗生剤)による治療が基本ですが、繰り返す場合は超音波検査などで原因を調べ、予防的な治療を行います。

停留精巣

生まれた時に精巣が陰嚢内に降りていない状態で、放置すると将来の造精機能に影響を与える可能性があります。

生後6ヶ月までは自然に降りてくることもありますが、1歳を過ぎても降りてこない場合は手術が必要です。
手術は1歳から2歳の間に行うのが理想的とされています。早期発見・早期治療により、将来の生殖機能を守ることができます。

精巣捻転

突然の痛み、発赤、腫れなどを症状とし、早急に診断、治療が必要な状態です。

精巣がねじれてしまい、血液が十分に流れなくなることで、精巣が傷んでしまう病気です。
主に思春期の男の子に多くみられますが、新生児に起こることもあります。
精巣の位置や固定が不安定なことが、原因の一つと考えられています。

診断には超音波検査などを行いますが、精巣捻転の可能性を否定できない場合には、早急に手術が必要となります。手術が可能な病院を直ちに紹介します。